学習机評論家のオススメ

学習机評論家・収納マンが、学習机の選び方やオススメのデスクなどを紹介します。

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会員制からフリーパスになった新生「IDC大塚家具」に学習机を見に行ってきました

   

IDC大塚家具・大阪南港ショールーム

2015年春、株主総会を舞台にした世紀の親子喧嘩を演じたIDC大塚家具。私はこっそり「かぐや姫」こと大塚久美子社長を応援していました。だって、久美子社長が経営権を握ったら会員制をやめて自由に入店できるって言うんですから。やっぱり元・家具メーカーの人間からすると会員制というのは敷居が高いんですよ。一度、会社を辞める前後に行ったんですけど、販売員にずっと付きまとわれて鬱陶しくて仕方ありませんでした(苦笑)

それ以来、10数年ぶりのIDC大塚家具、大阪南港ショールーム。8階の入場受付を通り過ぎようとすると、キレイな受付嬢に「担当者をお付けしましょうか?」と声を掛けられましたが、やんわりお断りするとすんなりと通してくれました。いちいち入館手続きをせずに、というか販売員に付きまとわれずにゆっくりIDC大塚家具の売場が見れるのはとてもありがたいです。

 

あれ?なんか狭くなってない?

あまり時間がなかったのでゆっくりと見て回ることができなかったんですが、以前より狭くなったように感じました。現在の大阪南港ショールームの売場は7階と8階で、売場面積は22,200平米、アイテム数は約40,000点以上とのこと。帰ってから調べてみたところ、8年前(2007年)は25,700平米、約33,000点だったということで、一部には6~8階が売場だったという記述も見られました。売場面積が狭くなっているのにアイテム数が増えているというのはなんだか不思議ですが、やっぱり以前よりは狭くなっているようです。

それにしても久しぶりのIDC大塚家具の売場、学習机は特に、創業者で元会長の大塚勝久氏が見たら激怒するんじゃないかなと感じました。本当にこの展示でアイテム数が増えているならなおさら、ボリューム感をまったく感じません。一言で言うと、キレイな売場だけど売れない売場です。「お詫びセール」は好調だったようですが、IDC大塚家具は本当の意味でリニューアルしていかないと今後も厳しそうですね。

 

パッとしないIDC大塚家具の学習机売場

IDC大塚家具の学習机売場をぐるっと一回りしての感想。キレイだけど華がない。コイズミファニテック、イトーキもほとんど全商品揃っている。浜本工芸も然り。飛騨産業もそこそこ。あとは起立木工と橋詰家具が数台ずつあり、小島工芸、オカムラ、東海家具工業も一応置いてあるという感じ。全部で50台くらいはある計算ですから、台数的には十分なはずです。

ラインナップを見る限り、まだ2016年度の売場が完成したわけではないと思います。でもそれにしてもボリューム感がない。ワクワクしない。キレイな売場なのに商品が良く見えない。おまけに何だか華がないと感じたのは、カリモク家具の学習机がないからですね。都会的な洗練されたデザインの学習机がないからどうしても野暮ったく見えてしまうのです。

2016年度はさすがにどうしようもないとは思いますが、新体制になってからの2017年度以降はメーカーとの取引関係や売場作りが変わっていくでしょうか?さすがにカリモク家具が戻ってくることはないと思いますが、今後に期待したいと思います。

 

IDC大塚家具のオリジナル学習机

飛騨産業・KAYA(カヤ)出典:IDC大塚家具

9月中旬時点でのIDC大塚家具・大阪南港ショールームにはオリジナルの学習机はほとんど並んでいませんでした。上写真は飛騨産業のKAYA(カヤ)osarai(おさらい)のようなバックボード式の上棚、新入学児童でも座りやすい脚形状が素敵です。あとは2015年度仕様の浜本工芸のプレミアムデスク。本体引出内部材がナラ無垢で、脚は数年前にあったような無垢仕様の、悪趣味なデスクです。

あと起立木工のノルディーというデスクが材質違いで3台ほどあります。ここ以外では見たことがないので、実質オリジナルに近い状態だと思います。中国製で品質は悪くはないですけど、浜本工芸や飛騨産業と比べて特段選ぶ理由はないでしょう。

他にはコイズミファニテックのBEENO(ビーノ)プレミアム(ナラ突板→無垢)は昨年度も存在したと思いますが、まだ並んでいなかったと思います。あと、学研×コイズミファニテックがコラボした「毎日のデスク」もまだ並んでいません。やはりまだ追加がありそうです。

【関連記事】

 

「やや明るい廃墟モール」ATC・ITM棟

以下、まったくの余談ではありますが、IDC大塚家具・大阪南港ショールームが入居するATC(アジアトレードセンター)ITM棟について。ここには息子と一緒に「トミカ博」に来るなど毎年1度は足を運ぶ機会があるんですが、ますます「やや明るい廃墟モール」と化してきています。

ATC ITM棟

IDC大塚家具のほか、輸入家具の店やシャルドネ、雑貨屋やリフォーム屋、テナントオフィスなども入居しているんですが、ザッと見たところ半分程度は空きテナント。人通りはまばらで、心の中だけがざわざわと胸騒ぎがする感じです。1階にあった湯川家具の南港ATC店も5月24日で閉店となったそうです。

収納用品などを扱う伸晃・Belca(ベルカ)のショールームがあったので寄ってみたんですけど、あいにく商談専用のようで閉まっていました。

伸晃・ベルカ・ショールーム

ATC・ITM棟は1994年の開業で、アウトレット「MARE(マーレ)」には学生時代に行ったんですけど、当時はそれはもう、押すな押すなの大盛況でした。当時はまだIDC大塚家具のショールームはありませんでした。IDC大塚家具の大阪南港ショールームのオープンは1997年ですから、たった3年で往時のアウトレットモールはダメになったということでしょう。

ATCの開業から20年。総事業費1,465億円の大事業でしたから潰すに潰せないのでしょう。大阪の地盤沈下の象徴のような存在です。アクセスの悪い場所ですから、平日とは言えIDC大塚家具も来客はまばら。頑張って景気良くしてもらいたいものです。

 - 販売店, 2016学習机

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