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子供が大きくなったら足元が狭くならないか心配?メーカー各社の天板高一覧

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学習机で勉強する子供・イメージ

しばしば、「子供が大きくなったら足元が狭いんじゃないか」という心配の声を聞きます。また逆に、「ウチは背が低い家系なので天板が低いものが良さそう」とおっしゃる方もおられます。

学習机と一言で言ってもニーズはいろいろあるんだなーと改めて思わされるわけですが、そんなわけで今回は学習机メーカー各社のデスクの天板高を一覧にしてみました

※この記事は2017年3月8日時点の情報に基づいています

 

学習机メーカー各社のデスク天板高一覧

メーカー天板高(mm)
コイズミファニテック730/760
イトーキ760
くろがね工作所700/730/760
オカムラ720/730
ヒカリサンデスク720/740
一生紀720/730/750
カリモク家具723
浜本工芸730
飛騨産業700/710/730
堀田木工所730
杉工場740
大塚家具製造販売735
小島工芸740
橋詰家具740
キシル700/730
ニトリ730/750
アクタス700~735
ケユカ720

※天板昇降式デスクほか一部モデルはのぞく

お恥ずかしながら、今回一覧表にまとめてみるまで、こんなにバラつきがあるとは思っていませんでした。一昔前は「オフィス家具系メーカー=760mm、木工家具系メーカー=730mm」という認識で概ね大丈夫だったんですけど、今はその図式は当てはまらなくなってしまっているのですね。

ちなみに、欧米のダイニングテーブルは750mm以上であることが多く、国産のものは680mmくらいが多いです。基本的には日本人の体型には700mmに近いほうが合っていると言え、靴を履いて生活する欧米ではそれよりも高いというのが通説です。オフィス家具も同様に靴を履いて仕事をすることを前提としているため、総じて高めとなっていると考えられます。

 

学習机各メーカーの特徴

コイズミファニテック

コイズミファニテックはステップアップデスクを中心に天板高760mmとなっています。

イトーキ

イトーキはすべて天板高760mmに統一しているようです。

くろがね工作所

くろがね工作所も組み替え式デスクを中心に天板高760mmとなっています。

オカムラ

オカムラは総じてデスク本体引出しが浅めなので、足元には少しゆとりがあります。

ヒカリサンデスク

ヒカリサンデスクは基本的に天板高740mmとなっており、例外的に720mmのものもあるという感じです。

一生紀

学習机メーカーとしては歴史が浅いので、傾向についてはまだ何とも言えないですね。

カリモク家具

基本的にデスク本体引出しはオプションなので、足元に余裕が欲しい場合は引出なしで良いでしょう。

浜本工芸

ザ・国産家具メーカーという感じですね。

飛騨産業

アクタスもそうですが、デザインに重きを置くと天板高はマチマチになる傾向があるようです。

堀田木工所

浜本工芸の影響を強く受けている堀田木工所も天板高は730mmに統一されています。

杉工場

杉工場のデザインからすると、天板高740mmに統一したほうがバランスが良いのではないかと思います。

大塚家具製造販売

特にコメントはありません。

小島工芸

特にコメントはありません。

橋詰家具

特にコメントはありません。

キシル

キシルは脚の取り付け位置を変えることができるというのが他社にはない大きな特徴です。

ニトリ

ニトリもやはり組み替え式デスクは天板高が高めの傾向です。やはり本棚の棚板の位置と関係が深いのでしょうか。

アクタス

飛騨産業と同様に、デザインに重きを置くアクタスも天板高はマチマチになる傾向があるようです。

ケユカ

作っているのはコイズミファニテックですが、ケユカ独自の思想があるようです。

 

子供の身長に合ったデスクを選ぶ方法

先に見てきた通り、学習机メーカー各社のデスクの天板高にはそれほど大きな違いはありません。しかし、たった数センチの差と侮ることなかれ。子供の身長が将来的にかなり大きくなりそうだという場合は天板高が高いほうがベターと言えますし、逆の場合は低いほうがベターと言えます。特に、背が低い場合はいつまでも椅子の足置きステップが外せないということにもなりかねませんので要注意です。

「子供が脚を組むので足元はできるだけ広いほうが良い」と言われることもあります。個人的には、勉強中に脚を組むのは良くないことだと思うのですが、それは抜きにして考えれば、コイズミファニテックのスタディアップデスクやカリモク家具のデスクのようにデスク本体に引出しがないものを選んだほうが足元が広くなるでしょう。

また、将来的にどれくらい子供の身長が伸びるかは分からないものです。その点で言えば天板昇降式デスクは無難です。特に天板昇降式デスクのパイオニアと言えるオカムラのピエルナは、天板高が最高で760mmとなるうえに、デスク本体引出しが浅めなので足元はゆったり確保しやすいと言えます。

 

基本的にはどんな天板の高さでも椅子の高さ調節で対応可能とは言え、やはり天板の高さとそれに応じた足元の広さは気になるところですよね。小さいけれども大きい、微妙に悩ましい問題だと思います。

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