学習机評論家のオススメ

学習机評論家・収納マンが、学習机の選び方やオススメのデスクなどを紹介します。

*

コスモテクノ・高演色性LEDデスクランプ「CDS-90α」をコイズミファニテックのLEDデスクライトと比較してみた

      2015/11/06

先日、某家具店でコスモテクノの高演色性LEDデスクランプ「CDS-90B」が半額で処分販売されているのを見ました。

コスモテクノの高演色性LEDデスクランプについては以前に何度かご質問をいただいたことがあるのですが、決して悪いものではないものの、学習机メーカーが扱っているLEDデスクライトに比べると大したことはないという印象でした。

それでも一応ちょっとだけ気にはなっていたんですけど、CDS-90Bが半額で処分販売されていたのを見て、改めて調べてみることにしました。すると、どうも今年(2015年)モデルチェンジが行われたことが分かりました。

 

コスモテクノ・高演色性LEDデスクランプ「CDS-90α」

このLEDデスクランプ「CDS-90α」はコスモテクノという日本メーカーの商品で、演色性が高いということを一番のウリとしています。旧モデルCDS-90Bよりも演色性が高く、省電力で、シェードにチルト(傾き)機能も付くなど、バージョンアップしています。

割りとスタイリッシュな感じのデザインで、給電用USBポートも付いているなど、ちょっと大人な感じの仕様となっています。

今回は、この高演色性LEDデスクランプCDS-90αが実際のところ学習用として適しているかどうか、コイズミファニテックのECL-357と比較してみたいと思います。

 

演色性はCDS-90αのほうが高い

CDS-90αは演色性が高いということをウリにしていますので、まずは演色性から比較してみましょう。

CDS-90αの演色性はモードによりRa88~93となっています。対してECL-357はRa約85となっています。つまりCDS-90αのほうが演色性が高い=自然光に近いと言えますが、ECL-357でも十分に高演色であると言えます(一般的なLEDライトや蛍光灯の演色性は70前後)。

 

CDS-90αは4つのモード×5段階調光

CDS-90αは4つのモード(読書・スタディ・リラックス・おやすみ)を備え、それぞれ5段階調光となっています。それに対し、ECL-357は3つのモード(計算・勉強・休憩)となっており、調光機能はありません。

学習用として考えるなら「おやすみモード」は必要ないとしても、調光機能がないというのはどうでしょう?個人的には調色機能さえあれば調光機能は別に必要ないと考えております。実際、我が子の様子を見ても調光機能は使っていませんし、あまり光のパターンが多すぎても混乱するものです。学習机メーカーに話を聞いたことろによると同様の考え方のようです。

ただこのあたりについては考え方は人それぞれでしょうね。自転車だって最初から子供に22段変速のロードバイクを買い与える人だっているでしょうし…。

 

CDS-90αのほうが省エネ

CDS-90αは出力が9Wで、毎日5時間使用した場合の1ヶ月の電気代は約30円。一方でECL-357は17Wで、同条件での電気代は約56円です。ECL-357のほうがシェード幅が広くて出力が倍なのですから電気代も倍程度になるのは当然ですが、単純に比較すればCDS-90αのほうが省エネと言えます

 

ECL-357のほうが均斉度が高い

ここまではCDS-90αの売り文句を上から順に検証しましたのでCDS-90αのほうが有利でしたが、ここからはECL-357の反撃が始まります。

CDS-90αの均斉度は2.67倍以下、ECL-357は1.9倍となっています。つまり、ECL-357のほうが均斉度が高い=光にムラがなく、明暗が少ないために視点移動を繰り返した場合の目に負担が少ないと言えます。

均斉度は3.0倍以内が理想とされていますので、この違いはかなり大きいです。

 

ECL-357のほうが実売価は安い

CDS-90αの実売価は税込15,800円、対してECL-357は楽天市場で同12,900円からとなっています。つまりECL-357のほうが実売価は安いのです。

電気代はCDS-90αのほうが安かったわけですが、デスクライトそのものの価格はECL-357のほうが安いので、計算上は108ヶ月(=9年)使用するまではECL-357を買ったほうがお得ということになります。

もっとも、CDS-90αは40,000時間=20年持つそうなので、10年目以降はCDS-90αのほうがお得という計算になりますが、果たして本当にそんなに寿命が長いんでしょうか…?ちなみにCDS-90αの保証期間は1年、コイズミファニテックの製品は3年です。

 

操作性は互角

CDS-90αはタッチセンサー式で、操作部は下のほうにあるので、子供でも操作がしやすいです。また、コンパクトなのでライト本体の移動や光の向きの調整もしやすいと言えます。一方のECL-357も操作部が中央にあるため操作がしやすく、大型ハンドルが付いているため子供でも光の向きの調整がしやすいと言えます。

CDS-90αはシェードにチルト機構が付いているため、シェードの方向きを変えることができます。ECL-357はアーム式なのでより自由に光の向きを変えることができます。

総じて、操作性は互角と言って差し支えないでしょう。

 

以上の通り比較してみた結果、一概にどちらが良いか悪いかというのは難しいという印象です。ぶっちゃけ、どちらも良いと思います。決め手となるのは、CDS-90αは各モードそれぞれに5段階調光機能がある、ECL-357はシェード幅が広く均斉度が高い、というところでしょうか。

ただ、学習用途で選ぶことを考えれば、個人的にはやはり使わない調光機能よりもシェード幅と均斉度を優先したほうが良いのではないかと思います。シェード幅が狭くて机の端まで光が届かなくて、明暗の差が生じて視点移動で目が疲れてしまうようでは困りますからね。大人が読書で使うんだったらどちらでも良いというか、私が仕事で使うんだったらCDS-90αのほうがカッコイイかなと思いますが。

ちなみに英語伝でのCDS-90αの商品紹介ページは通販サイト特有のメリットだけ強調型となっていますが、コスモテクノの直販サイトは演色性やブルーライトの説明の仕方が適切で分かりやすいです。是非こちらも参照して選んでいただければと思います。

 - デスクライト, 2016学習机 ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

ケユカ・キッズ家具カタログ
そろそろバージョンアップ期待!KEYUCA(ケユカ)の2016学習机

先日KEYUCA(ケユカ)に行ってきました。しかし展示されている学習机に変わりは …

コイズミ レイクウッド スタディアップデスク LDL-310AL
【速報】2016年度新作学習机が各社出揃ったようで

6月中旬に学習机メーカー各社の新作モデルの発表会があり、その模様が業界紙である家 …

学習机主要4メーカー2016
収納マンが敢えて物申す!学習机主要メーカー4社のウィークポイント

基本的には「褒めて伸ばす」が信条の収納マンではございますが、今回は敢えて学習机主 …

ニーズ・子供のための学校用ラック
こんなモノ要らない!「学校用ラック」を置くならオープンラックを置くべし

収納のプロとしてお客様のお宅にお邪魔する際に、非常に厄介なものがあります。それは …

ルーメンとルクスの違い
「ルーメン」と「ルクス」の違いって?リビングダイニング学習に大切な照明器具の話

学習用LEDデスクライトのスペックを見ると、たとえば「光源直下照度=1,420L …

W-I-C・ナチュラルウッドタップPT402BEWD
デスク上にコンセントがない!?そんなときにオススメの電源タップ5選

「学習机のデスク上にコンセントがない場合はどうしたら良いか?」というご質問をとき …

デスク・イメージ
「置き場所がない」とあきらめないで!学習机を置くための3つの方法

前回紹介したカリモク家具によるアンケートでは、デスクを持っていない人でも約8割が …

ナフコ2016学習机カタログ
ニトリに白旗?ナフコ21スタイルの2016年度学習机は完全に落ち目な感じ

ナフコ21スタイルの2016年度学習机カタログは11月8日にはホームページ上でデ …

山田照明・Z-10の照度分布図
なぜ学習机にはシェード幅が広いLEDデスクライトがオススメなのか?本気で説明しちゃいます!

学習用のLEDデスクライトは絶対に幅が広いものがオススメです!・・・と何度も申し …

イトーキ・カモミール・セレクト
学習机評論家が選んだ!ベスト・オブ・学習机2016

お待たせしました!2016年度の学習机シーズンも終盤となりましたので、学習机評論 …